合格実績

国語の成績は、必ず動く。

国語は、センスだけで決まる科目ではありません。

文章のどこに着目し、どのように構造を捉え、設問に対して何を根拠に答えを決めるのか。

読み方・考え方が変われば、選択肢の判断も、記述答案の構成も変わります。

そして、その変化は、偏差値や合格校だけでなく、実際の問題への向き合い方にも表れます。

主な合格実績

これまで指導した生徒の主な合格校です。

開成・桜蔭・女子学院・筑波大学附属・渋谷教育学園渋谷・海城・芝・浦和明の星・広尾学園・城北・淑徳与野・共立女子 ほか

以下では、2024年度・2025年度に指導した生徒の中から、5人の事例を取り上げます。

※偏差値は、各生徒が所属していた大手塾の模試結果です。模試の種類は事例によって異なります。

代表的な指導事例

算数・理科・社会は安定している。だからこそ、国語をなんとかしたかった

―「なんとなく読む」から、「論理的に読む」へ―

ある生徒は大手塾に通い、算数・理科・社会では偏差値60〜65台を安定して取っていました。

一方、国語は偏差値30台・40台を繰り返していました。ほかの3科目が安定していたからこそ、国語の成績が4科目全体の結果を大きく左右する状態となっていました。

指導前

算数・理科・社会の偏差値_60〜65台

国語の偏差値_30台・40台

小学6年生の春から指導を始めました。

当初は、本文を読んでもどこに着目すればよいのかが整理できておらず、選択肢を感覚的に選んでしまう場面が多く見られました。

文章の内容を大まかに捉えることはできても、どこで話題が切り替わっているのか、段落同士がどのようにつながっているのかを、文章中の手がかりから判断することが十分にできていませんでした。

また、設問が何を求めているのかを絞り込めないまま、選択肢の印象や言葉の似ている部分だけを見て答えを決めてしまうこともありました。

正解している問題でも、本文のどの部分を根拠に判断したのかが曖昧なことがあり、同じ読み方・考え方を次の問題で再現しにくい状態でした。

そこで、文章のどこで話題が切り替わり、なぜそう判断できるのか、設問が何を求めているのか、どの部分を根拠として答えを判断するのかを、一問ずつ整理していきました。

接続語、対比、言い換え、重要語句などを手がかりに文章全体の流れを捉え、選択肢問題では、各選択肢を本文と照らし合わせながら、どこが正しく、どこが本文と一致しないのかを確認しました。

ただ正解を知るのではなく、文章の構造と設問の根拠をもとに、自分で判断できる読み方へ変えていくことを重ねました。

授業を重ねる中で、文章の印象だけで答えを選ぶのではなく、話題の切り替わりや段落同士の関係を意識して読める場面が増えていきました。

選択肢についても、なんとなく二択まで絞るのではなく、本文のどの部分と一致しているのか、どの言葉が不正解の判断につながるのかを確認しながら選べるようになっていきました。

記述問題では、本文から必要な要素を抜き出すだけでなく、設問が何を求めているのかを確認したうえで、どの内容をどの順番で組み合わせるかという答案の構成も確認しました。根拠となる箇所を押さえたうえで、問いに正面から答える文章になるよう、内容の過不足やつながりを一つずつ整理していきました。

初見の文章でも、授業で整理した読み方・考え方を使い、設問に対して本文のどこを根拠とするのかを正しく判断できる場面が増えていきました。

結果

入試直前期に、自己最高となる国語偏差値59台を記録

海城中学校に合格

国語が受験全体の大きな不安材料となっていた状態から、4科目で力を発揮できる状態へ近づき、海城中学校合格につながりました。

この事例で変わったのは、偏差値だけではありません。

文章のどこに着目し、どのように構造を捉え、設問に対して何を根拠に答えを決めるのか。その過程を一つずつ整理したことで、初見の文章でも自分で考え、判断できる読み方へ変化していきました。

4人の成績推移

01

「なんとなく選ぶ」から、「正しい根拠に反応して解く」へ

小学6年生春_国語偏差値39.2

入試直前期_国語偏差値56.2

主な合格校_明治大学付属世田谷中学校 ほか

指導を始めた当初は、選択肢を「なんとなく合っていそう」という感覚で選ぶことが多く、正解している問題でも、本文のどこを根拠に判断したのかが曖昧な状態でした。

選択肢に含まれる言葉や、本文中で印象に残った部分を手がかりに考えていましたが、その箇所が設問の求める内容に合っているかを十分に確かめないまま、答えを決めてしまうことがありました。

そこで授業では、本人が着目した箇所を出発点に、その判断が本文の内容と一致しているのか、設問が求めていることに正しく対応しているのかを、一問ずつ整理していきました。

選択肢問題では、正解の選択肢だけを見るのではなく、不正解の選択肢についても、本文のどの部分と食い違っているのか、どの言葉が不正解の判断につながるのかを確認しました。

また、接続語や重要語句、言い換えなど、答えを判断するうえで重要な手がかりを見つけたときに、その意味を確認するだけでなく、次の文章でも同じように着目できるよう、問題を重ねながら読み方を整理していきました。

問題を重ねるうちに、自分の印象だけを根拠に答えを決めるのではなく、本文と設問に照らして、根拠として適切な箇所を判断できる場面が増えていきました。

正しい根拠となる言葉や文章のつながりに反応し、そこから答えを判断する読み方が少しずつ身についたことで、初見の文章でも同じ考え方を使えるようになっていきました。

こうした再現性のある読み方が身についたことで、国語は小学6年生春の偏差値39.2から、入試直前期には56.2まで伸びました。

入試では、本人とご家庭の第一志望だった明治大学付属世田谷中学校に合格しました。

02

「本文の言葉を並べる答案」から、「設問に合わせて構成する答案」へ

小学6年生春_国語偏差値47.3

入試直前期_国語偏差値60.1

合格校_淑徳中学校・東大選抜コース

指導を始めた当初は、設問が何を求めているのかを十分に整理しないまま、本文中の使えそうな言葉や一文を答案に並べてしまうことがありました。

そのため、本文の内容を理解していても、得点につながる答案として表現しきれていませんでした。

授業ではまず、設問が何について、どのように答えることを求めているのかを確認しました。

そのうえで、接続語・対比・言い換えなどを手がかりに文章の構造を捉え、本文のどこを根拠とするのかを判断しました。

また、記述問題では、根拠となる箇所に書かれている内容を踏まえ、答案に何を入れ、どの順番で組み立てるのかという構成を確認しました。

模範解答の表現を覚えるのではなく、設問が求めている内容と本文の根拠を結びつけ、自分で答案を構成することを重ねました。

こうした練習を重ねることで、本文の根拠を踏まえ、設問に必要な内容を過不足なくまとめて、問いに正面から答える答案を構成できるようになりました。

その結果、記述問題で安定して得点できるようになり、国語は小学6年生春の偏差値47.3から、入試直前期には60.1まで伸びました。

入試では、本人とご家庭の第一志望だった淑徳中学校・東大選抜コースに合格しました。

03

「読めているつもり」から、「文章の構造を捉えて読む」へ

小学6年生春_国語偏差値54.4

入試直前期_国語偏差値66.9

合格校_淑徳与野中学校・医進コース

指導を始めた当初から読書量は多く、文章に書かれている内容を大まかに理解することはできていました。

しかし、設問によって得点にばらつきがあり、文章を読めている感覚と、実際の結果が一致しないことがありました。

授業で読み方を確認すると、一つひとつの段落の内容は捉えられていても、どこで話題が切り替わっているのか、段落同士がどのような関係にあるのかまでは、十分に整理できていないことが分かりました。

そのため、文章全体の中で何が重要なのかを判断しきれず、設問に対する根拠をどこに求めるかで迷いが生じていました。

そこで授業では、接続語・対比・言い換えなどを手がかりに、話題の切り替わりや段落同士の関係を確認しました。

各段落の内容を個別に理解するだけでなく、前後の段落がどのようにつながり、文章全体の中でどのような役割を持っているのかを整理していきました。

また、筆者が繰り返し述べている内容や、対比を通して強調している内容に注目し、文章の構造を踏まえて重要な箇所を判断する読み方を重ねました。

読み方を整理していく中で、文章の内容を感覚的に追うのではなく、話題の切り替わりや段落同士の関係を意識しながら読めるようになりました。

文章の構造を捉えたうえで、設問に対して本文のどこを根拠とするのかを正しく判断できるようになったことで、問題による得点のばらつきも小さくなっていきました。

その結果、入試直前期には偏差値65以上を安定して取れるようになりました。

入試では、本人とご家庭の第一志望だった淑徳与野中学校・医進コースに合格しました。

04

得意科目だった国語を、「入試本番でも力を発揮できる科目」へ

小学6年生春_国語偏差値60.5

入試直前期_国語偏差値63.1

合格校_芝中学校

指導を始めた当初から、国語は得意科目の一つでした。

一方で、記号問題では二つの選択肢まで絞った後の判断に迷い、記述問題では、内容を理解していても答案の精度にばらつきが見られました。

高得点を取れる力はありましたが、選択肢の細かな違いや、記述答案の内容・構成を最後まで詰めきれず、設問によって失点してしまうことが課題でした。

そこで授業では、最後まで残った二つの選択肢を本文と照らし合わせ、どちらが本文の内容をより正確に表しているのか、どの言葉が正解・不正解の判断を分けるのかを確認しました。

記述問題についても、必要な内容が含まれているかだけではなく、問いに正面から答えているか、内容に過不足がないか、答案の構成や表現に曖昧な部分がないかを一つずつ見直しました。

模範解答と同じ表現に直すのではなく、自分の判断を本文へ戻って確かめ、より正確な答えへ修正することを重ねました。

こうした確認を続ける中で、選択肢の細かな違いを本文の根拠から見極め、記述答案も内容と構成の両面から整えられるようになっていきました。

国語は小学6年生春の偏差値60.5から、入試直前期には63.1まで伸びました。数値の上昇だけでなく、得意だった国語が、入試本番でも力を発揮できる科目へ変わったことが、この事例の大きな変化です。

入試では、本人とご家庭の第一志望だった芝中学校に合格しました。

成績が動く理由

ここまで取り上げた5人は、指導前の成績も、国語でつまずいていた理由も異なります。

国語を大きな苦手としていた生徒もいれば、文章の内容は理解できていても得点が安定しなかった生徒、もともと得意だった国語をさらに入試で生かしたい生徒もいました。

それでも、成績が動いた過程には共通点があります。

それは、単に問題量を増やすのではなく、実際に解いた問題を通して、

  • 文章のどこに着目するのか
  • 話題の切り替わりや段落同士の関係をどう捉えるのか
  • 設問に対して、本文のどこを根拠とするのか
  • 記述答案に何を入れ、どのように構成するのか

これらを一つずつ整理し、文章や設問との向き合い方そのものが変化したということです。

読み方・考え方は、一度説明を聞いただけで身につくものではありません。

問題に取り組むたびに、自分がどこに着目し、何を根拠に判断したのかを確認し、次の文章でも同じ考え方を使えるようにしていく。その積み重ねが、初見の文章でも自分で考えられる読解力と、得点の安定につながります。

国語が伸び悩む生徒の多くは、こうした読み方・考え方が曖昧なまま、感覚的に問題を解いています。

LTS国語では、その考え方を対話によって一つひとつ整理し、初見の文章でも再現性をもって解ける読解力へとつなげていきます。

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